献上品が出来上がりました~

ゆーみん

2009年10月07日 12:52

        
       
        「鍋島藩窯秋まつり」の行事として、毎年「献上品」が作られています。
        先日、登り窯で焼かれた瓶子に上絵が施されて完成しました。
        今年で21回となる献上品は、「色絵青海宝尽文瓶子」です。
        10月13日(火)に、滋賀県の国宝・彦根城で彦根市長・
        獅山様へと、「献上の儀」が行なわれます。 

        献上品  「色絵青海宝尽文瓶子」
            宝尽文は、鍋島が好んで用いた図案の一つである。
            古来、宝と言えば金銀、珠玉などの貴重な品の事を言い
            その宝物(砂金袋・宝珠・宝剣、軍配、法螺貝、払子、巻物など)を
            気ままに繋いで連続の帯を描いた宝尽文は、幸福と不老長寿を
            願う物である。
     
            青海波の地紋を下から敷き詰めて、均一な青海波の細い線の
            匠の技の美しさは、ため息がでるほどです。
            伊万里・鍋島焼の技術と伝統美をご覧下さい。
            
            昨年の姫路城への「献上の儀」の様子

            鍋島藩窯秋まつり  H21・11/1(日)~11/5(木)

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