献上品が出来上がりました~
「鍋島藩窯秋まつり」の行事として、毎年「献上品」が作られています。
先日、
登り窯で焼かれた瓶子に上絵が施されて完成しました。
今年で21回となる献上品は、「色絵青海宝尽文瓶子」です。
10月13日(火)に、
滋賀県の国宝・彦根城で彦根市長・
獅山様へと、「献上の儀」が行なわれます。
献上品
「色絵青海宝尽文瓶子」
宝尽文は、鍋島が好んで用いた図案の一つである。
古来、宝と言えば金銀、珠玉などの貴重な品の事を言い
その宝物(砂金袋・宝珠・宝剣、軍配、法螺貝、払子、巻物など)を
気ままに繋いで連続の帯を描いた宝尽文は、幸福と不老長寿を
願う物である。
青海波の地紋を下から敷き詰めて、均一な青海波の細い線の
匠の技の美しさは、ため息がでるほどです。
伊万里・鍋島焼の技術と伝統美をご覧下さい。
昨年の姫路城への「献上の儀」の様子
鍋島藩窯秋まつり H21・11/1(日)~11/5(木)
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